Q.スタートスイッチを押してもテスト開始をしない。
TEST HEADの「READY」LED が点灯していない場合。
Q.IdTrip を使用しているが、IdTripオーバー になる場合
測定電圧とL負荷のインピーダンスの関係で電流が飽和し、その時間内で目標電流値に達しなかった事を示します。
- 測定電圧を上げる。
- インピーダンスの小さいL負荷を使用する。
Q.IdTrip を使用しているが、Id電流が上がり過ぎてしまう場合
使用しているL負荷が小さい、且つ Vdd電圧が高い場合は、Id電流が上昇して行く di/dtが急峻になる為、設定電流に達した所でゲートオフしても、装置が持つ遅延時間と測定デバイスの持っているTdoffにより電流が上がり過ぎてしまいます。
- Id電流 を下げて、目標電流値になる様に値を調整して下さい。
- TripMode を「Time」に変更する事にて、パルス幅が Id電流を流す時間となり、細かな設定が可能と成ります。
Q.Id電流の傾斜が丸く成る。
使用しているL負荷の抵抗Rsが大きい為です。
- 抵抗Rsの小さいL負荷を使用して下さい。
- 抵抗Rsの小さいL負荷が必要な場合、当社営業部に御相談をお願い致します。
Q.「セルフテスト」 の開始方法が解りません。
取扱説明書の「セルフテスト」項を参照して下さい。
- 手順@ : DUTを取り除く。
- 手順A : RG,L負荷、DUTソケットの有無は関係が有りません。
- 手順B : 前面の2つの扉を閉めて下さい。
- 手順C : 「データ保存」にチェックを入れて下さい。
- 手順D : 「スタート(S)」を実行して下さい。
Q.「セルフテスト」 の結果がFAILとなる場合
経年変化による調整時のずれ または、故障が考えられますので、当社営業部までお問い合わせをお願い致します。
- 原因@ : DUTが実装されていた場合 (DUTを取り除いて下さい。 )
- 原因A : 経年変化による調整値のずれ ( 校正が必要です。 )
- 原因B : 装置の故障が考えられます。
Q.「状態表示説明」 について
Q.「測定開始時のエラー表示」 について
取扱説明書の「測定開始時のエラー表示」項を参照して下さい。
Q.「測定中に検出されたエラー表示」 について
取扱説明書の「測定中に検出されたエラー表示」項を参照して下さい。